にきび にきび跡治療:皮膚科・病院・美容皮膚科での治療

培養表皮移植とは

培養表皮移植とは、本来は重傷のやけどを追った方の生命を救うため、研究開発された治療法です。

患者のわずかな皮膚を採取し、組織工学の技術を用いて培養することにより、培養表皮が生みだされます。

長年の臨床経験により、火傷痕・傷痕・ニキビ痕(にきび跡・クレーター・凸凹)にも近年応用が可能となりました。

■従来のニキビ痕(にきび跡・クレーター・凸凹)治療法との違い

ニキビ痕(にきび跡・クレーター・凸凹)の治療法として、従来はグラインダーやレーザーでニキビ痕(にきび跡・クレーター・凸凹)のでこぼことした表層を削る(アブレージョン)手術を行い、その後は軟膏を塗りながら上皮化(傷がなおること)を待つ治療が主体でした。

現在もこの方法は広く行われていますが、その削った皮膚の上に自分の培養表皮を移植すると治癒が促進され、より短時間で、よりなめらかな、平坦な状態に近づく、ということがわかりました。

培養表皮移植2

【にきび(吹き出物)とニキビ跡の治療法】


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培養表皮移植治療の流れ<ニキビ痕(にきび跡・クレーター・凸凹)治療の場合>

1)受診の上、培養表皮による治療が適応するかどうかを診断。

2)翌日「皮膚採取」を局所麻酔下で実施。(培養表皮の為の皮膚採取は、治療目的に応じて耳のうしろ・わきの下などの目立ちにくい場所を選んで行う。)

3)皮膚を採取してから最短で約1ヶ月半の培養期間が必要。(培養に時間がかかるケースや皮膚からうまく細胞が育たずに再度皮膚を採取するケースもあり。)

4)手術方法はニキビ痕(にきび跡・クレーター・凸凹)・傷痕・火傷痕等により若干異なる。顔のニキビ痕(にきび跡・クレーター・凸凹)の場合は、麻酔で眠った状態で本人が希望する部位をレーザーで削り、平らな状態に近づけた後、先の培養表皮を移植。

5)培養表皮移植手術後は近郊の場合は日帰り帰宅可。通院は手術翌日と術後2日目、抗生剤の点滴を行う。

6)遠方からの場合等、手術日を含め8日間程度の滞在が必要。

7)培養表皮移植後、約6ヶ月の経過で徐々に改善。(※程度や個人差等、約1年程度の時間を要す場合もあり)

※上記は、培養表皮移植治療で有名な「矢永クリニック」(北九州市小倉北区)での「ニキビ痕(にきび跡・クレーター・凸凹)治療」の一例をもとに記述したものです。

実際の所、現状では、まだ「培養表皮移植治療」自体を行なっている皮膚科や病院・美容整形外科の数が非常に少なく、培養表皮移植治療の臨床例(その後の経過含む)報告も少なく感じられます。最新治療の為、治療費がやはり高額です。

【にきび(吹き出物)とニキビ跡の治療法】


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ケミカルピーリングとは

ケミカルピーリングは、酸性の薬剤(主にAHA・サリチル酸・グリコール酸等)を用いて、老化した表皮の角質を剥離することで、角質の代謝を亢進・真皮上層の細胞を活性化させて、肌を正常なターンオーバーに戻すといった論理でのにきび・ニキビ跡(痕・クレーター・凸凹・赤み・色素沈着・あばた等)の予防・治療法です。

肌のざらつきやくすみ改善、毛穴引き締め、肌のキメを細かくする、シミや色素沈着を薄くする、シワを浅くする等の効果等も期待できます。

正常な肌は古い角質が表皮からはがれ落ちる落ちる周期(ターンオーバー)が約28日間だといわれていますが、加齢・乾燥・紫外線・ストレス・不規則な生活等が原因でこのターンオーバーが乱れると、古い角質が表皮に蓄積され、様々な肌トラブルの原因になります。

ニキビ跡(痕・クレーター・凸凹)改善が目的でのケミカルピーリングの場合には、にきび予防・治療時よりも、繰り返しピーリング施術を行なう、又は比較的やや高濃度の酸が使用されることも多いかと思います。

病院・皮膚科以外でも、薬剤の酸の濃度はやや低めではありますが、エステなどでも比較的安価で試すことができ、にきび・ニキビ跡(痕・クレーター・凸凹・赤み・色素沈着・あばた等)の予防や対策に広く用いられています。

ケミカルピーリングの種類

【にきび(吹き出物)とニキビ跡の治療法】


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ケミカルピーリングの種類

ケミカルピーリングは、薬剤を肌に浸透させる「深さ」により、ケミカルピーリングの種類・用いるピーリングの薬剤等が異なります。

1.肌表面のケミカルピーリング(Superfical Peeling)

・深さ・・・皮膚の基底層まで薬剤を浸透させて、基底層までの肌を生まれ変わらせる。

・薬剤・・・AHA、サリチル酸、ジェシナー氏液、TCA(10%〜20%)

・効果・・・表皮異形成。肌表面のトラブルの改善。にきびやしみ、色素沈着改善のためには何回かの繰り返しの治療を要すことが多い。にきび跡(ニキビ痕・クレーター・凸凹・あばた等)の改善には限界がある。ピーリング後はほぼ日常通りの生活が送れる。日本人の肌には最も適するといわれている。

2.中程度の深さのケミカルピーリング(Medium Depth Peeling)

・深さ・・・真皮乳頭層(真皮の上の方)まで薬剤を浸透させて、真皮乳頭層基底層までの肌を生まれ変わらせる。

・薬剤・・・TCA(35%〜50%)、グリコール酸(70%)

・効果・・・表皮異形成。色素沈着、しわ・にきび・ニキビ跡(痕・クレーター・凸凹・あばた等)の改善。数ヶ月間は肌に顕著な赤みが残る。

3.深いケミカルピーリング(Deep Peeling)

・深さ・・・真皮網状層の一部まで薬剤を浸透させて、真皮網状層の一部までの肌を生まれ変わらせる。

・薬剤・・・フェノール

・効果・・・メラニン異形成。重症の活動性にきび、ニキビ跡(痕・クレーター・凸凹・あばた等)、色素沈着、しわの改善。 日本人の皮膚の特徴として、色素沈着・跡が残りやすく、白人であっても大きなトラブルになることがある。 数年間に及び、肌に顕著な赤みが残ることもある。

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スムースビーム

スムースビームとは、米国FDAによりにきび治療のレーザーとして初めて認可されたキャンデラ社製のレーザー治療器です。

■スムースビームの効果

スムースビームは真皮上層に熱エネルギーを集め、皮脂腺と細菌を破壊するのでにきびが出来にくい肌になります。

そしてその熱エネルギーにより真皮の繊維芽細胞を刺激し、コラーゲンの生成を促すのでにきび跡の凹みを改善する効果があります。

理論的には皮膚の浅い部分に高い熱のエネルギーを集め、皮脂腺を破壊し、細菌も壊します。

スムースビームは、元々はしわ取り用のレーザー、ニキビ跡用「コラーゲン生成レーザー」ですので、もちろんにきび跡にも有効ですが、その効果は現時点ではまだ限定的とのことです。

ただ、局所麻酔薬を注入する事によって、「にきび跡(クレーター・凸凹)に顕著な劇的な改善効果が得られた」という報告もあるようです。

スムースビームはアメリカでも公認された最新の治療器、治療法であることは確かで、皮膚を傷つけないレーザーとしては、にきび跡の治療には効果を発揮するといわれています。

にきびが生じていて、さらににきび跡まで酷いという方には、最新の治療法で、かつ一つの治療法でにきびとニキビ跡両方の改善が見込めるという所がスムースビームのメリットです。

■スムースビームの欠点

スムースビームの一番の欠点としては、現時点では日本にはまだスムースビーム自体の台数が少ないということです。

他、スムースビームの治療には、かなりの痛みを伴います。

よって麻酔のテープ、塗り薬等を使用して治療していきます。

1割程度の方に薄いシミができることがあるようですが、これはにきび跡のシミより薄いもので、美白剤の使用により2〜3日で収まるようです。

■スムースビームと類似の治療法

スムースビームと似た原理の治療法に、光学治療であるフォトダイナミックセラピー(PDT)があります。

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最新にきび治療: 小林メソッド「白にきびと黒にきびの治療法」(てかり・毛穴・毛穴黒ずみ治療)1

小林メソッドは「絶縁針脱毛法」(小林式脱毛法)で有名な小林敏男医師が開発したにきびの治療法です。

顔の中でも特にTゾーン(額・おでこから鼻にかけての部位)は皮脂腺の働きが活発なため、皮脂が多く作られ、その皮脂がテカリの原因となります。皮脂が毛穴につまると、角栓・白にきび・黒にきびの原因となり、毛穴を広げることになります。

小林メソッドは、毛穴の中にある「皮脂腺」という皮膚の脂を作る腺を、直接電気針を用い電気治療を行なうという最新のにきびの治療法です。白にきび・黒にきび・てかり・毛穴や毛穴の黒ずみの根治治療ともいえます。小林メソッドは大人にきび(アダルトニキビ・吹き出物)や難治性にきびの治療法・永久脱毛等にも用いられています。

治療を施した皮脂腺は小さなコラーゲンとなり、その後皮脂を作ることはなく再発を半永久的に防ぐことが可能です。またコラーゲンを増殖させるため「毛穴を引き締める」という効果も同時に期待できます。

最新にきび治療:小林メソッド「白にきびと黒にきびの治療法」(てかり・毛穴・毛穴黒ずみ治療)2

小林メソッドと大人にきび(アダルトニキビ・吹き出物)について

【にきび(吹き出物)とニキビ跡の治療法】


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最新にきび治療:小林メソッド 「白にきびと黒にきびの治療法」(てかり・毛穴・毛穴黒ずみ治療)2

小林メソッド治療と施術後

・1〜2ヶ月に1度、平均3〜5回の治療。

・治療直後より化粧、通常の生活や仕事が可能。

・治療後は赤みが数日〜1週間程度続きます。治療後1週間以内に必ず再診が必要となります。

小林メソッド治療を行なえない方

・妊娠・授乳中の方

・金属アレルギーのある方

・にきび治療の部位に美容整形手術を施している方(頬のたるみを吊り上げる糸、しわを伸ばすためのヒアルロン酸やコラーゲン注射等)

・感染症をお持ちの方

小林メソッド治療の欠点(白にきび・黒にきび・てかり・毛穴・毛穴黒ずみ治療の場合)

小林メソッドは、皮脂、角質、膿等を除去した後の毛穴に「直接治療針を挿入し皮脂腺を電気で焼く」という治療法ですので、個人差はあるかと思いますが、やはり多少の痛みは生じます。治療後1週間程度は赤みが残ります。最新治療の為、費用はやはり高額で、かつどこの皮膚科や病院・美容整形外科でも施術を行なっているという治療法ではありません。テカリや白にきび・黒にきび・毛穴や毛穴の黒ずみを限りなくなくしたい方や、あらゆる治療法でも改善の見られない大人にきびや難治性にきびでお困りの方に、小林メソッドはおすすめします。

「小林メソッド」を行なっている皮膚科・病院は、「にきび皮膚科:評判の良い皮膚科・病院」内の

・「小林メソッドを行なっている評判の良い皮膚科・病院(東京都・群馬県)

・「小林メソッドを行なっている評判の良い皮膚科・病院(静岡県・愛知県)

・「小林メソッドを行なっている評判の良い皮膚科・病院(大阪府・兵庫県・京都府・奈良県)

・「小林メソッドを行なっている評判の良い皮膚科・病院(徳島県・沖縄県)

等を参考になさって下さい。

小林メソッドと大人にきび(アダルトニキビ・吹き出物)について

【にきび(吹き出物)とニキビ跡の治療法】


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にきび(吹き出物)治療「低用量(低容量)ピル」

低用量(低容量)ピルとは

低用量(低容量)ピルとは、本来は「避妊」を目的として処方される経口避妊薬の一つです。

厚生省は1999年6月17日ホルモン量の少ない経口避妊薬(低用量ピル)を医薬品として承認。1999年9月2日より日本でも処方されています。日本人の低用量ピルの利用者は16〜17万人といわれていており、世界では日本で発売される10数年以上も前から、1億人もの女性が服用してきました。(ちなみにオランダでの低用量ピル人口は現時点で女性の約60%、イギリスでは約72%です。)

ピルは、アメリカで1960年に発売されたのが最初で、この頃はホルモン量の多い高用量ピルが使われていました。その後中用量へと改良がなされ、1970年代以降は体に及ぼす影響の少ない(副作用の少ない)低用量ピル(OC)が使われるようになりました。

低用量ピル服用の主な目的は避妊ですが、低用量ピルには、生理痛の改善、にきびの改善、多毛の改善、お肌の老化予防、子宮体癌や子宮内膜症などの婦人科の病気の発生率を低下させるなど、幅広いメリットがあります。そのため最近では低用量ピルは避妊のために服用するのではなく、それ以外の目的で服用する方が増加しています。

低用量(低容量)ピルのにきび(吹き出物)への作用

低用量ピルに含まれる女性ホルモンがにきびの原因となる男性ホルモンの働きを抑えることによりにきびが改善されます。ホルモンバランスの崩れなどでにきびができやすい方は、低用量ピルを用いることにより、ホルモンバランスを整えて、にきびを抑えることができます。ピーリングやレーザーなどでの治療法ではにきびが全く改善しなかった方が、低用量ピルの服用により、にきびが改善する場合があります。

にきび(吹き出物)治療 「低用量(低容量)ピル」2

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にきび(吹き出物)治療「低用量(低容量)ピル」2

低用量(低容量)ピルのにきび(吹き出物)・避妊以外のメリット

1. 月経痛の軽減
低用量ピルを飲んでいてもみかけ上の生理、消退出血はあります。しかし、出血量は少なく子宮収縮が抑えられるので痛みが軽減します。

2. 月経不順の改善
低用量ピルにより生理の周期がきちんと28日で整います。

3. 月経前症候群の軽減
生理前にイライラする、落ち込むなどの症状を軽減できます。

4. 月経過多の軽減
低用量ピルにより子宮内膜の増殖が抑えられ出血も軽減、貧血も改善されます。

5. 子宮内膜症のリスクの低下
ホルモン状態が安定し、子宮内膜の増殖が抑えられるからです。

6. 不妊症の予防
不妊の原因となる卵管炎、骨盤内腹膜炎が予防できるからとされています。また、低用量ピルにより子宮頚管粘液の状態が変化して細菌やウィルスが子宮内に入りにくいといわれています。

7. 子宮体ガンと卵巣ガンの予防
低用量ピルにより排卵が抑制されているので卵巣に傷ができにくかったり、ピルに含まれる黄体ホルモンが子宮内膜を保護するといわれています。

にきび(吹き出物)治療 「低用量(低容量)ピル」3

【にきび(吹き出物)とニキビ跡の治療法】


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にきび(吹き出物)治療 「低用量(低容量)ピル」3

低用量(低容量)ピルの入手方法

低用量ピルは個人輸入以外では、婦人科などの医師による処方箋が必要です。薬局等では購入できません。
※低用量ピルは現時点ではまだ日本では保険が適用されていません。

低用量(低容量)ピルの副作用と注意点

低用量ピル服用当初には、気分が悪くなったり、頭痛、体重増加(1-2kgといわれています)、不正出血がよく出現します。多くの場合、飲み続けることでこれらの症状は消失しますが、どうしても我慢できない時には、医師によく相談をして、ピルの種類を変更してもらうことをお勧めします。

また、血栓症や乳ガン、子宮頚ガンなどの可能性が指摘されています。高血圧の方、一日35本以上の喫煙者や乳ガンの疑いのある方などは、低用量ピルの服用ができませんので、その際にも医師と必ずよく相談して下さい。

【にきび(吹き出物)とニキビ跡の治療法】


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管理人のおすすめ
下記は管理人自身がにきびや吹き出物・肌荒れ時に効果的だった、おすすめの化粧品・飲み薬(漢方薬・ビタミン剤)の一部です。もし宜しければ参考になさって下さい。

●洗顔料





●ピーリング石鹸・洗顔料






●ピーリングジェル



●化粧水



●ニキビ治療薬(ぬり薬)



●ニキビ治療薬(漢方薬)





●ニキビ治療薬(ビタミン剤)



●ファンデーション


プロアクティブ (Proactiv)
プロアクティブは皮膚科医が開発した薬用ニキビケア・ドクターズコスメの一つで、日米売上第一位の実力派ニキビケア化粧品ブランドです。日本では女優眞鍋かをりさんのニキビケアのCMでご存知の方も多いかと思います。