にきび にきび跡治療:皮膚科・病院・美容皮膚科での治療
にきび(吹き出物)治療「低用量(低容量)ピル」
■低用量(低容量)ピルとは
低用量(低容量)ピルとは、本来は「避妊」を目的として処方される経口避妊薬の一つです。
厚生省は1999年6月17日ホルモン量の少ない経口避妊薬(低用量ピル)を医薬品として承認。1999年9月2日より日本でも処方されています。日本人の低用量ピルの利用者は16〜17万人といわれていており、世界では日本で発売される10数年以上も前から、1億人もの女性が服用してきました。(ちなみにオランダでの低用量ピル人口は現時点で女性の約60%、イギリスでは約72%です。)
ピルは、アメリカで1960年に発売されたのが最初で、この頃はホルモン量の多い高用量ピルが使われていました。その後中用量へと改良がなされ、1970年代以降は体に及ぼす影響の少ない(副作用の少ない)低用量ピル(OC)が使われるようになりました。
低用量ピル服用の主な目的は避妊ですが、低用量ピルには、生理痛の改善、にきびの改善、多毛の改善、お肌の老化予防、子宮体癌や子宮内膜症などの婦人科の病気の発生率を低下させるなど、幅広いメリットがあります。そのため最近では低用量ピルは避妊のために服用するのではなく、それ以外の目的で服用する方が増加しています。
■低用量(低容量)ピルのにきび(吹き出物)への作用
低用量ピルに含まれる女性ホルモンがにきびの原因となる男性ホルモンの働きを抑えることによりにきびが改善されます。ホルモンバランスの崩れなどでにきびができやすい方は、低用量ピルを用いることにより、ホルモンバランスを整えて、にきびを抑えることができます。ピーリングやレーザーなどでの治療法ではにきびが全く改善しなかった方が、低用量ピルの服用により、にきびが改善する場合があります。
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トラックバック一覧
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1. にきびについて
- [にきび治療ナビ]
- 2007年05月12日 00:55
- にきびは、医学的には尋常性座瘡といいます。 尋常性座瘡ができる条件がそろえば年齢に関係なく 発症しますから、実は「20歳過ぎたら吹き出物」と いうわけではなく、10代でも40代でもニキビはできます。
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2. にきび跡について
- [にきび治療ナビ]
- 2007年05月12日 01:13
- にきびに悩む方はたいへん多く、それと同じぐらいにきび跡を 治したいと希望している方も多いものです。 にきび跡はアクネスカーとも呼ばれます。 細菌の増殖によって炎症が起きてしまった赤にきび以降の段階で 形成されることがほとんどです。
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3. クモの猛毒が避妊薬として売られるかも
- [スーパーサイヤ人]
- 2007年06月05日 14:22
- チリに生息するクロゴケグモ。その毒が避妊薬として売れるかもしれない――科学者たちが、そんな発見をした。クロゴケグモは猛毒を持ち、このクモに噛まれると命を落とすこともあるが、男性の場合はそのほかに、長期にわたり痛みを伴う、不随意の勃起を引き起こす可能性があ...